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魏若来は生計のために秘密結社・斧頭幇の銭少良から危険な仕事を受けていた。住み込み先の家主の周には民間銀行株のアドバイスをするが、沈図南の策によって大損を被る。一方、共産党地下組織の同志を救出するべく、沈近真は護送車を襲撃するも、林樵松らの待ち伏せにあい、失敗する。逃走する沈近真と偶然出会った魏若来は彼女を助ける。その後、魏若来は中央銀行の選考試験会場に向かう。
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沈図南が用意した央銀の“特別な試験”に魏若来は合格するが、出身地や兄の身分から共産党との繋がりを疑われ、不合格になる。“近隣の老人”の助言を受けた魏若来は沈図南に、彼の計画を見抜いたことを伝える。一方、沈近真は共産党を裏切った顧倫の暗殺任務を引き受ける。
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沈図南に能力を評価された魏若来は、助手として採用され、央銀への出入りを許可される。沈図南は民間の通商銀行併吞に動き出し、通商トップの張鳴泉と、江浙商会会長の虞世清に揺さぶりをかける。沈近真は共産党を裏切った顧倫を暗殺するが、顧倫に裏切られた李晟達は林樵松の拷問を受ける。
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李晟達は共産党を裏切り、黄金引き渡しの任務を担う“孤星”を林樵松に売る。“孤星”との接触を試みた沈近真は異変に気付き、“孤星”を逃がしたことで林樵松の部下に疑われる。逃走の際に負傷した“孤星”は弟の魏若来に黄金の引き渡しを頼み、息を引き取る。
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央銀に併呑された通商の張鳴泉は財産持ち逃げを試み、魏若来は命がけで阻止し、沈図南に勇気を認められる。訳も分からないまま兄の遺志に従う魏若来は暗号を発信するが、林樵松は李晟達の助言で暗号に気付く。沈近真は兄や林樵松から情報を探りつつ、黄金を引き取りに央銀へ向かう。
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沈近真は魏若来と央銀で接触するが、捜査隊に気付き偶然を装う。林樵松は、またも捜査の現場に現れた沈近真を疑う。李晟達は魏若来が“孤星”の弟だと突き止めるが、林樵松は魏若来を泳がせる。“近隣の老人”は銀行界の大御所だった。沈図南は併呑した通商の頭取を老人に依頼するが、老人は断り、魏若来の人柄を強く推す。
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各方面がそれぞれ魏若来を調査する中、沈近真の上司・許諾は魏若来が“孤星”の弟であることを突き止める。こうした中、李晟達は魏若来を騙して黄金の情報を得るが、林樵松に真相を伝えず黄金を持ち逃げしようと企んでいた。李晟達の異変に気付いた魏若来は、近隣の車引きの文に相談する。
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許諾は背後から魏若来に協力を強要し、李晟達に黄金を引き出させてから銃撃して黄金を取り戻す。李晟達の持ち逃げに勘づいた林樵松は魏若来を調査するが、魏若来は事前に巧妙な手口で“通報”と“自首”をしており、共産党との内通を否定する。関税自主権を奪還すべく外資銀行との戦いを決意した沈図南は、家族に危険が及ぶことを懸念していた。
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関税自主権の奪還は外資と利益関係を持つ張鳴泉や虞世清をも敵に回すことになる。一方、虞夫人は沈図南の妻・蘇辞書に映画の主演を依頼する。流血を予感した魏若来は、クラブで林樵松の恋人・宋美娟にちょっかいを出していた張鳴泉を襲撃して銃と懐中時計を奪う。時計は近所のゴミ箱に捨てた後、偶然通りがかった斧頭幇の銭少良に会う。
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張鳴泉は軍法処トップの康少捷経由で、林樵松に強盗事件を調査させる。虞世清と張鳴泉は沈図南の暗殺をはかり、発起人である彼の不在を理由に関税自主権返還の投票実施を阻止しようとする。しかし魏若来が沈図南の代理で関税自主権返還を呼びかけ、沈図南も傷を負いながら会場に到着したため投票は成立、賛成多数で可決となる。
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沈図南は沈近真と魏若来の輸血で一命をとりとめるが、林樵松は沈図南の“苦肉の策”を見抜く。虞世清は康少捷に“お姉様”を紹介し、アヘンの商売を斡旋する。康少捷はそのお礼に、虞世清と張鳴泉の暗殺関与が露呈しないよう口封じをし、責任を林樵松になすりつける。こうした中、林樵松は意識不明の状態で生存していた李晟達と再会する。
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虞世清配下の興夏銀行を接収すべく、魏若来は苦戦していたが、沈図南が“切り札”を投じて興夏を倒す。この“切り札”は、兄から得た情報を許諾に逐一報告していた沈近真が匿名で郵送したものだった。沈図南はその後、魏若来を昇給させて服を新調させるが、魏若来は仕立屋の許諾が、背後から黄金奪還の協力を強要した人物だと勘づく。
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魏若来が張鳴泉を襲撃した後に捨てた懐中時計を、ゴミ箱から拾って売ろうとした物乞いが林樵松に捕まる。物乞いは魏若来の顔は知らなかったが、斧頭幇の銭少良に挨拶をしていたことを伝える。銭少良経由で魏若来の犯行と知った林樵松は、沈家で新年を祝っていた魏若来を逮捕し、奪った銃で李晟達を撃ったと供述させるために拷問にかける。
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虞世清は康少捷に、魏若来の共産党との内通容疑を上司である沈図南、ひいては央銀全体に広めて強制捜査を実施させ、通商・興夏の接収や関税改革を覆そうとしたが、証拠は出なかった。あらゆる拷問を受けた魏若来も、銃の強奪は認めたが李晟達の銃撃については認めなかった。魏若来を巻き込んでしまった許諾と沈近真は、彼の救出をはかる。
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李晟達の銃撃容疑を明らかにすべく、蒋介石副官室の明達監視のもと、合同調査が始まる。捜査隊の林樵松らは銃弾をすりかえ、魏若来が撃った証拠にしようとするが、沈近真ら銃器専門家チームは証拠の捏造を見破り、魏若来の無実を証明する。一方、魏若来は株に人生を壊された姜虎豪一味と監獄で出会い、上昇銘柄を彼らに教えて儲けさせ、打ち解ける。
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釈放された魏若来は、報道によって住居や職場で敬遠されるが、家主の周は彼を温かく迎え、沈図南も彼を辞職させようとする周囲の圧力を跳ね返し、魏若来と師弟の契りを交わす。沈近真に任務を三度邪魔された林樵松は、彼女への疑いをさらに深め、多くの証拠を握ったまま意識が戻らない李晟達の手術を急がせる。
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央銀のドイツの取引先情報を沈図南から得た沈近真は、許諾経由で共産党の根拠地に報告。すると根拠地から上海に雷鳴が派遣され、ドイツ企業の担当者・ハンスとの接触をはかる。軍需関連の取引先を奪われたくない国民党は沈図南にハンスと交渉させ、康少捷は交渉に現れる共産党員の逮捕を計画するが、沈近真が林樵松を出し抜き、雷鳴はハンスとの面会を果たす。
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出所して車引きをやっていた姜虎豪一味は魏若来と再会し、ストライキに参加して警察と衝突する。病院で偶然、意識を取り戻した李晟達を見かけた沈近真は彼の暗殺に失敗し、李晟達に勘づかれて出張を口実に蘇州へ向かう。捜査隊から李晟達の情報を耳にした魏若来は、彼が住むホテルに宿泊する。
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[ 19 話 ] 第19話   NEW
李晟達は沈近真に2度暗殺されかけたと供述し、沈近真は蘇州へ向かう駅で拘束される。しかし魏若来の機転によって、李晟達は見張りたちを射殺して逃走し、沈家を家宅捜索した林樵松も証拠を得られなかった。李晟達という証人を失った上に物証も得られなかった康少捷は、軍需企業の幹部(沈近真)を中傷した共産党の共犯者だと沈図南に迫られる。
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[ 20 話 ] 第20話   NEW
康少捷は沈図南の圧力に屈して沈近真を釈放するが、病院の李晟達の暗殺未遂現場で沈近真のシャンプーの香りをかいでいた林樵松は、彼女が共産党員だと確信する。魏若来も彼女が共産党員だと確信していたが、秘密にすると約束する。こうした中、魏若来は李晟達を暗殺していた。許諾は金融面に長けた人材として、魏若来を共産党に引き込むよう沈近真に指示する。
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[ 21 話 ] 第21話   NEW
共産党が銀行を立ち上げ、沈図南は金融の戦いを制するよう央銀メンバーに呼びかける。康少捷に宋美娟を人質に取られた林樵松は、やむなく違法なアヘン取引を引き受ける。魏若来が婚約を破棄した牛春苗が江西から突然上海に押し寄せてきたため、魏若来は止む無く彼女を自宅に泊める。翌日、牛春苗は車引きの文と共に商売を始める。
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上海で偽造貨幣が出回り、央銀・警察・軍法処の3者で合同捜査が始まるが、魏若来が捜査資料の護送中に襲撃され、沈図南は唯一護送ルートを知っていた警察の自演だと見抜く。その後、沈図南らは閘北エリアに偽造貨幣生産拠点があると絞り込むが、密かに警察と繋がっていた軍法処捜査隊の林樵松が先回りして“生産拠点”を摘発していた。
45分
2024-09-23 配信予定
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魏若来は“生産拠点”が偽物だと見抜き、沈図南は真の生産拠点を摘発する。牛春苗と姜虎豪ら車引きも応援にかけつけたが、偽造硬貨で甘い汁を吸っていた捜査隊と警察に包囲され、沈近真の援護射撃で窮地を乗り切る。しかし南京の国民党中央政府は“お姉様”の圧力に屈し、捜査隊と警察の悪行を黙認し、林樵松や車引きたちに責任を転嫁して事件を収束させる。
45分
2024-09-23 配信予定
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沈図南と魏若来は中央政府のやりかたに不満を持ちつつも、妥協を余儀なくされる。沈近真は魏若来に銃の扱いを教え、共産党の理想を語る。一方、日本軍が上海まで進行しても、中央政府は戦闘を避けてばかりいた。魏若来が住む七宝街も日本軍に襲撃され、火の海に包まれる。
45分
2024-09-23 配信予定
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